「あかるく拒食、元気に過食 リターンズ!」って本があるんですが・・・
摂食障害は、イタイ!自己表現?
私は、以前、書店にも勤務した経験があります。そのくらい、本好きな私です。
そこで見つけた、2冊の本について、私が思うことを書いてみたいと思います。
『あかるく拒食 元気に過食 リターンズ』
伊藤比呂美(いとう ひろみ) 斎藤学(さいとう さとる)
この本は『・・・リターンズ』 との言葉通り、一度1992年に『あかるく拒食 元気に過食』という元のオリジナル版があります。
私は、そのオリジナル版は、ボロボロになるくらい何度も読みましたが、当時の私には「食べる、吐く」の症状がなくなること、即ち 、『回復だ!』 という、今、思い返せば、大きな勘違いをしていたんですね。
やはり、その人のベストなタイミングで人生というものは展開していくもので、自分の意志で無理やり突き進んでいけないときや、コントロール出来ないことがある・・・。
そういう時期を過ごして、流れに身を任せる時に初めて本当に生きている実感をまさに厳粛ともいえる心持ちで味わっていこう
と、そんな風に思えるのではないかと、この歳になり思えるようになりました
さて、本日のテーーマ:『やせたいと思いますか?』
このテーマについては、語りだすときりがありません。
実に壮大・・・極まりなく、今日は私の摂食障害に関する『やせ・・たい!』の領域に関して少しお話ししてみたいと思うのです。
その当時、私の主治医である心療内科医とのやり取りのノートのあるページのイラスト・・・
以下、ノートからの抜粋~
体重のコントロールの先にある、
私の心の本質は、一体何であったのか?
体重をコントロールすることで、何を証明したかったのか?
わたしは
こんなに
ヤセていて、
なんにも、できないの
だから
だっこしてね!
です。
以上
実際には、私はノートに左手で書いています。
これは、アート・ヒーリングの手法で「体感画法」といい、自分の描いた絵が生命を得て、私と話をする。ここでは両手を使って書いていく。利き手が質問をし、それに答えて、反対の手が身体や症状の代弁をする。
(絵の魔術 アート・ヒーリング ルチア・カパチオーネ 著 長谷川寿美 訳)
を自己流でやった時のものです。
『やせる』という事を通して、私は言語化できない『心の叫び』を、ずっと、ずっと長~い事表現してきたのだと思います。
冒頭に書きました、2冊のうちのもう一冊、
『まっ、いっか!摂食障害』 ― 当事者のまなざしから ― 中村このゆ 編著
この本の「帯」にも、
わたしが本当に欲しいものは、
食べ物ではなかった。
わたしは一体何を、
食べ物にたくしているのだろうか。
と書かれており、それは個人の問いかけがまさに今、当時を振り返りこうしてブログを書き綴っている自分への問いかけとして新たに迫ってきました・・・。
このあたりのことをまた次回に書いてみたいと思います。
ここまで、読んで下さりありがとうございます
みっちゃんのミニギャラリィー